風をとおすレッスン
読書会に参加したことから知って手に取った本。"強くなりすぎたつながりをゆるめる"といった事。
読み進めるうちに私の場合、「自分」というつかめないものを、内側(内面や自分らしさ)からのアプローチではなく、外側との関係性を見つめる事によって捉えようとしているように改めて思い返していた。
私なりにではあるけど、この本の内容を"つながり"をどうこうするのではなくて、見つめてみてはどうか?といった問いに変換してみた。
もしかするとこれは単純に"つながり"を"関係性"という言葉に入れ替えただけで、何にも答えていない気もする。
いや、どちらの言葉でもいいんやけど、「バリエーションがあるよ」という提示かもと考えた。色んな解釈が潜んでいそう。
印象に残った内容をひとつご紹介すると、ダチョウは自分の子供を忘れてしまうらしい。これだけでも丸一日考えられる。
風をとおすレッスン (田中真知)